【基本情報】ガスバーナーの使い方
ご訪問いただきありがとうございます。ポポンデッタです。
一家に一台ガスバーナー。
もっていない人はすぐに買ってください。
引きこもり生活の今だからこそ、QOL(quality of life)が爆上がりします。
ガスバーナーについて
ガスバーナーとの出会い
初めてガスバーナーと出会ったのは小学生の頃。
父親が庭仕事でガスバーナーを持っていて、たまにバーベキューの火起こしとかに使用していました。
幼い頃のガスバーナーエピソードはそのくらいです。そう、あまり馴染みがなかったのです。
それから10年程経ち大学生になり、ガスバーナーの記憶もどこかへ跳んでいった頃、運命的な出会いがあります。
ちょっと高めの居酒屋で、炙り〆鯖を食べた時、
この世にこんな美味しいものがあったのかと、あの感動が忘れられません。
〆鯖自体もそんなに酢でしまっているわけではなく、少しレアって感じ。浅〆ですね。
それからというもの、居酒屋では必ずと言っていいほど炙り〆鯖を頼むようになりました。
ここまでは消費者としてのガスバーナー。
時は経ち、居酒屋のキッチンでバイトをすることになりました。
ここで初めて料理人としてガスバーナーと出会いました。
炭火の焼き鳥を提供している店だったこともあり、火起こしから表面のちょっとした炙り、チーズの炙りなど、いろいろ炙りました。
トロサーモン炙り寿司、チーズせんべい、ガーリックバタートースト、いろいろ炙りました。
そこで私は思ったのです。
ガスバーナーを買わねば(使命感)・・・!!!!!!!!
そこから私のガスバーナーライフは始まりました。
ねじ式ガスバーナー
一番最初はネジ込みタイプのガス缶で、トーチ部分としっかり固定できるタイプを購入しました。トーチって火が出る部分のことです。
やっぱり怖いので、安全っぽいやつを選びました。
しかしこれがまた高いんですよね。
キャンプとかの缶はこんな感じのやつが多いみたい(キャンプやりたいけど未経験)ですけど、1本300~400円くらいします。
これ専用のトーチも割高です。。、
まぁ、どんな向きでも火力が変わらないとか、ガス漏れ対策バッチリ、とかメリットも被いみたいですけど、そんなアクロバットな体勢で〆鯖を炙らないんで大丈夫です。
まぁこれを長年愛用していたんですけど、劣化と共にだんだんとネジ山がまっすぐ入らなくなってきて、遊び部分が多いと言うか、ガタつきがでてきたので更新することに。
カセットコンロ式ガスバーナー
よく調べたら今は安いトーチたくさんあるのですね、
1000円しないで買えちゃいますね。
何よりも、ガス缶がカセットコンロと兼用なのが非常にありがたい。
趣味でスモークとかも作るので、カセットコンロはレギュラーメンバーです。
火力調整(ガス量調整)だけでなく空気量調整できるものも多いですが、基本的に全開で青い炎で使用するのでどっちでもいいです。
と言いつつ、私は空気量調整できるトーチを購入しました。
これですね。
長年使用しているので変色してきています。
接続部分はこんな感じになってて、
ここのポッチに合わせて45°くらい捻るだけで接続完了です。とっても簡単。
ネジネジ缶は実は結構めんどくさいので、更新してから初めて使ったときは簡単すぎて感動しました。
ガス量調整コックを左に捻ってガス出して、カチッとトリガー引けば火が着きます。奥側のダイヤルで空気量の調整ができます。炭によく着火しているのでススがついちゃってますね。
空気全開でこんな感じ。これをメインで使います。
空気量ってよりは、ガス量を絞って焦げすぎないようにすることはありますね。
ちなみに空気量が少ないとこんな感じ。
炎の勢いが弱まり、先端が青からオレンジ色に変わります。
炙るってよりは優しく焼く感じですかね。
海苔を焼くくらいならこっちの方がいいかな?
空気量調整コックは無くても全然問題ありません。私も結局使ってないですし。
諸注意
陶器とかガラスの皿の上で長時間バーナーを使うと割れることがあります。
また、熱々のお皿を急に水につけたりしても割れます。
皿の下に濡らした布巾を敷いて皿の温度が上がりすぎないようにするか、バーナー用の炙り台があるといいです。
私は100均の薄い金属トレーを使用しています。
これ。
熱で焦げても多少変形しても全然OK。100円だし。滴った油とかタレとかもトレー内におさまるのでgood。布巾を敷けば金属トレー自体も温度はそれほど上がりません。まぁそこは好みでどちらでも。温度上がっても触らなきゃOK。
余分な油とかが落ちてくれるこのオーブントレーが欲しいけど、嫁に無駄遣いって言われる100円トレーで何とかなってるので購入検討中です(5年ほど前から検討してるけど進展なし)。
炙り例
砂肝の和え物
砂肝の和え物を炙ってみました。
一瞬でこんな感じです(写真あまりよくありませんが)。
フライパンで焼くだけだとシャキシャキ感と言うかコリコリ感はあるものの、それで終わりです。
表面を炙ると表面が固く身が締まるので、コリコリ感だけでなく噛んだ瞬間にプリっと、弾けるような食感になります。また肉汁も閉じ込めるので、噛んだ瞬間のジューシーさも強くなる気がします。
そしてなにより砂肝の香ばしさ、ネギの香ばしさが加わります。
プラスわずかな苦味がお酒を引き立ててくれます。
美味しいお店で砂肝の焼き鳥を食べた感じですね。それが家で5秒くらいででできる。
神か・・・。
トースト
普通の食パンも
5秒でトーストになります。チーズをのせて炙ればなお良し。
ウインナー
ぶつ切りにしただけのウインナーも
香ばしい油の香りが漂ってきます。
ところどころ焦げている箇所が、カリッという触感になっていいアクセントになります。
フライパンで焼くのとはまた違った香りと食感になるので、炙ってからチャーハンやポテトサラダに入れると料理の質がワンランクアップします。
何よりお酒に合います。
ぜひ実施してほしいひと手間です。
サバの水煮
レトルトの鯖の水煮を出しただけです。
そのまま食べても美味しいですが、炙るだけで美味しさが格段にあがります。
ラー油を垂らせば完璧です(お好みでネギも)。
干し芋
干し芋も炙っちゃいます。
干し芋は失敗でした・・・。
確かに香ばしくはなるものの、食材に油が無いものは弱めの遠火じゃないと、
炙った時の苦味が勝ってしまうようです。
まとめ
〆鯖とか王道のレシピ以外にも、なんでも炙ってみましょう。
グラタンとかも、レンチンしてチーズを乗せて炙っちゃえばオーブン必要なし。
使えば使うほど奥が深い。可能性は無限大。
宅飲みだとバーナー出すだけで盛り上がれます。
ぜひバーナーライフを始めてみてください!!!